金庫というとお金持ちが持っているイメージがありませんか?
大きな家や会社で使われているものという印象を持っている人が多いと思います。
しかし、実際には会社や店舗はもちろん、一般的な家庭でもよく使われているものなのです。
特にお年寄りのいる家庭で使われていることが多いという印象を受けます。印鑑や土地の権利書、身分証など重要なものを金庫の中にしまっているのです。金庫の中にしまってあるのはなにも現金だけではないんですね。
金庫には大きく分けて三種類あります。
手提げ金庫とも呼ばれる簡易金庫と家庭用金庫、業務用金庫です。
簡易金庫は持ち運びに便利なサイズの金庫です。
家庭用金庫は大人の男性なら一人で持ち上げることができる重量のものです。一般的にはみかん箱程度の大きさです。
業務用金庫はハンドリフトなどの道具がないと持ち上げられない重量のものです。完全に据付を前提としています。業務用金庫をご家庭で使っているケースもあります。
これらの金庫はシリンダーとダイヤル、テンキーのいずれか単体や複合で鍵をかけています。一般的にはダイヤルとシリンダーの組み合わせが多いでしょうか。
鍵が開かなくなった、鍵を紛失してしまったという時に鍵屋が呼ばれることがあります。金庫は鍵があっても暗証番号を忘れたりすると開けることができないので片方どちらかが欠けると鍵屋にあけてもらうしかありません。